変身する友人
Others友達が俳優になりました。曰く、仮面ライダーを目指しているとのこと。彼が変身するのを楽しみにしています。
友達が研究者になりました。曰く、「タイツ」の生地を作ったりしているとのこと。タイツの布は糸を細かく織って作っているのではないそうです。液体Aの中に液体Bを注いだ時、両者の境界にできる膜をタイツにしているそうです。 (文末挿絵:タイツとストッキング)
友達が版画家になりました。曰く、下北沢のいい感じのところで展示しているとのこと。
会いに行きました。
彼女(その版画家は女性です)の作品の主役は「髪の毛」。蔦のように画面を覆います。
そして髪の毛にからみつく様々なモチーフ。
それは女性用の下着だったり、はたまたひな祭りの飾りだったり。
・・・彼女は髪の毛と、それにまとわりつくモチーフを通して、
“女の子”が生きる上で直面するしがらみや苦悩、いびつなジョーシキに
物申しています。
確かに「髪の毛」って、情念が入ってるとか、なんとかって言いますよね。
(バレンタインデーの本命チョコには髪の毛を入れるといいと黒魔術の本で読みました。やったことはありません。)
・・・下着とか、髪とか、なんだか艶かしいような気がしちゃいそう。
でもしない。変なイヤらしさを感じない。
それはきっと作品の中にある女の子のツヨさのせいかもしれません。
いやらしい目で見させない、そんなツヨさを感じました。
とにかく、面白い作品たちです。
「私がディレクターになっていっぱい作品撮っていっぱい稼いだら買うね!」と約束しました。
買ったらみなさんにお見せしたいです。