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biogon pictures のスタッフ日誌

雑記2

会社の整理で出てきた たくさんの古いテープ達。

140129_tsuka01.jpgマルニスタジオさんいつもありがとうございます


この素材、いつか使う日が来るのでしょうか?

私がこの仕事に就いて凡そ13年経ちました。
振り返ってみると撮影はフィルムやβ CAMからDigital βになり、
DVCPROやDVがP2カードになったりS×SになったりCFやSD、HDD...今ではSSD収録と。
その間いくつのカメラ達が活躍しては消えていったでしょうか。

編集はテープ to テープへのダビングであった「リニア編集」から、
Final Cut Pro、Premiere Pro、Avidなどの「ノンリニア編集」が当たり前。
映像のチェックはVHSがなくなりDVDになり、BDになるかと思いきや、
今ではデータでのやり取りが当たり前。納品はHDCAMから今やXDCAM。
.movデータのオンライン納品も当たり前。

こんな事例は枚挙にいとまがありませんが、
今現在、DVカメラで撮影とか、SDのデジベでリニア編集する、という作業は皆無です。
なのでこれらのテープがまたデッキに入れられることは無いでしょう。
これこそ、お蔵入り。


振り返りついでに私的に映像業界の大きな変革を2つ挙げてみます。
その一:SDからHDになった!
その二:テープメディアからデータメディアの収録方式になった!

ということでいかがでしょうか?

7〜8年前の世の中的にSDからHD制作が始まろうとしていた時
誰もが制作環境が追いつかず結構時間かけて作ったりしておりました。
やっとHDがストレス無く動くようになってきた昨今、
今度は4Kの到来という大きな変革期にいます。
(4K放送が始まったとしてもしばらくはHDのアップコンでしょうが、、、)

果たして、4Kが当たり前の時代は来るのでしょうか?
(→来ちゃいますね。ポスプロも粛々と準備してます)

我々はこの先もずっと「制作環境変化への追従」を繰り返すのでしょうか?
(→ええ、繰り返すと思います。8Kも待ってます)

4Kが当たり前になった時、他の技術はどう変わりその後どこへ向かうのでしょうか?
(→分かりませんが、とりあえず米国の動向を観察するのが吉)


 
以前、画面解像度の話を書きました。
4Kの代表といえばREDとSony。
Sony F55やFS700も負けてないようですが、
現場的にはやっぱりREDが強いなーと思っていました。

がしかし、今年のアカデミー賞のノミネート作品(撮影賞・作品賞)ではほぼARRI
(Arricamなどの35mmフィルムかAlexaなどのデジタルシネマ)で撮影されてるそうです。
REDで撮影された作品が一本も無いというではありませんか!


※その辺りはこちらに書かれていますのでどうぞ
http://www.raitank.jp/archives/17884
(いつも参考にさせて頂いているraitank blogさんより)

上記のblog記事内のコメントを参照するに、
「上映ではFull HDで事足りる、または4K以上の魅力がARRIにはある」
ということらしいのですが...ホントですかね?

REDどうなる?
BMCCは?

さてさて、このように常に変化(進化?)し、追い着いて行くのが大変な映像業界ですが
基本的な概念として変わらない部分もありまして、
どちらかと言うと私はそうしたところに注目したいなと思う次第でございます。

この辺りは長くなりますので追々書いて行きますが、
「カラーコレクション=色」、「レンズ=光学」、「カメラリグや特殊機材=固定・移動道具」
などのテーマは今後も引き続き掘り下げて行きたいと思っています。

閑話休題。
Sony本社にて4K映像(世界遺産)を4Kモニターで流しておられるのですが、先日ボケっと見ていたらふとよぎりました。
「これ、世界遺産と言う性質上、フィックスや緩やかな映像だけど、4K解像度で手持ち撮影や速い動きは厳しいだろうな」と。

そう、今後の高解像度・大画面化に "手ぶれ補正" は非常に重要なファクターだと思います。


というわけで、何が言いたかったかと言いますと、
私、今これに夢中なんです。
「3軸ジンバル ハンドヘルド型カメラスタビライザー!!!」
140129_tsuka02.jpgFreely MōVI

これで撮った映像がとても気持ちいい!



140129_tsuka03.jpgDefygimbal G5 http://defygimbal.com/



140129_tsuka04.jpgBeSteady One http://www.besteady.pro/


基本的な構造は変わらないみたいですが、他にもいろいろとメーカーがたくさんあるようです。


大型のカメラだとまだまだステディカム、移動車やクレーンだと思いますが、
カメラが小型化してきたこの時代、我々のようなプロダクションでも手が届きそうな価格帯もありがたい。

あー
欲しい 欲しい 欲しい 使ってみたい 使ってみたい 使ってみたい
使うタイミングがないかー
会社で導入しないかなー しないかー
空撮ラジヘリと合わせれば気持ちいい映像になりそうなんだけどなー
フォーカスとかリモートだからやはり2マンオペかなー
自作してる人もいるなー


などと、頭の中はこれ一色、日々悶々としております。(嘘)

この記事を見ている方、私に投資してもいいよと言う仏のような方がいましたら
是非チャンスをください!特訓しますッ!

しかしまぁ、どうしてこういう技術は日本から出ないのだ?
ジャパンテクノロジーを集結すればいいものができるはず...
どうか日本の技術者の皆様、よろしくお願いします!!!


おまけ
世界遺産もそうですが、こういう映像が4K解像度のコンテンツとしてとてもふさわしいなと思いました。
早くストレス無く作れる・見られる時代がくるといいな。

4K画質、全画面でどうぞ。

http://gigazine.net/news/20131205-world-outside-4k/


※追記
興味深い映像を見つけました。20年以上前のHD映像です。
オフィスにはPCが殆ど無く、携帯を持っている人はいませんね。
【1992年の東京の日常風景】

ではまた。
塚本

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