#19_現場レポート①

塚本 聡 2017.10.16

久しぶりの投稿です。

つい先日まで弊社で後藤Pの陣頭指揮の元、映画を制作しておりました。
どんなスタイルで撮影をしているのか、
現場の様子をお伝えすべくちょこっとお邪魔してきました。
  
   
映画の撮影と言えばARRI ALEXAと言われています。
民生機でも4K以上で撮れるカメラが主流になり、
NHKでも8Kスーパーハイビジョンの開発を進めている
超高解像度時代、CMでもMVでもARRI ALEXAを好む人達はとても多い。
 
 
確かに超高解像度で見る映像はあたかもその場にいるような臨場感を得られますが
美しい映像とは解像度の高さだけでは語れない何かがあるのでしょう。
特に、物語を語る上では画面隅々までくっきり見えるというよりは、
光をどう演出するかということに心を動かされるのかもしれません。
 
 
さて、今回の映画もやはりARRI ALEXAでした。
このALEXAととっても相性が良いと言われているレンズが
ZEISSのコンパクトプライムとシネマズーム。
色乗りもよく深みがあって自然なんだそうです。
 
 
 
カメラを運び入れる撮影助手さん。カメラはARRI ALEXA mini。
狭いロケセットの中だとコンパクトなボディが助かりますね
 
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ZEISS CP.2 Super Speed 50mm T1.5 PLマウント。PLとはPositive Lockの略。ガッチリ固定されます
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私がお邪魔した時は50mmを主に使用していましたが、他に35mmや85mmもありました
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新製品のCP.3 XDは撮影中のレンズデータを含むメタデータ出力がサポートされているそうで、
レンズの歪みや絞りをメタデータとして記録できることによって
クロマキー撮影のCG合成などのポスト・プロダクションにおいても重宝されるとのこと。
カメラとともにレンズも進化しているのですね。
 
 
ZEISS CZ.2 15-30mm, 28-80mm, 70-200mmのシネマズーム3本セット。
持てばずっしり重く、しかしトルクはスムースでうっとり見とれてしまいます

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撮影は「浅田家」で第34回 木村伊兵衛写真賞を受賞した浅田政志さん。
写真家として、フレーミングにこだわっているようでした

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ということで、ARRI ALEXAとZEISSのシネマレンズの王道セット。
映像表現の本質とは何かを追求しつつ現代の技術に合わせていく様は
私のテーマである「変わるものと変わらないもの」を見せてくれているようで
とても影響を受けます。
 
 
撮影された画はストーリーに沿ってカラーグレーディングされます。
完成した画はどんなルックになっているのかとても楽しみだったのですが、
トレーラーを拝見し、「あぁ、映画だ」ととっても感動しました。
やはり一流ブランドは裏切らない。
 
  
どんな映画とか、誰が出ているか、撮影現場の裏側はどんな様子なのか等の
詳しい内容はあらためて弊社の後藤のblogかWORKSのページで
ご紹介できる時があるかもしれませんが
まずは公式サイトが立ち上がっているのでご興味がある方は是非御覧ください。
映画「緑色音楽」、10月16日(本日)公開です。

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機材協力:カールツァイス株式会社