#10_仕事道具に萌える

塚本 聡 2016.10.26

世の中にはいろんな職業があって、その数だけ仕事道具が存在します。
工具や文房具・筆記具、調理器具や計算・計測器具などなど
多くは、何かを作ったり直したりするために必要なものだったりするかと思いますが
今やコンピュータが一番の仕事道具になっているのではないでしょうか。
    
  
かくいう私もやっぱり仕事の殆どをMacに依存していますし
iPhone(スマホや携帯電話)もメールアドレスもないと仕事にならないでしょう。
この時代、新入社員としてさぁ仕事を始めようかという時最初に与えられるのが
メールアドレスや携帯電話番号だったりしますので、個人のアカウントというものも
もはや一番立派な仕事道具なのではないか、と思ったりもします。
 
 
ひと組にして携行する小道具をまとめた呼称で七つ道具という言葉がありますが
近年では「手法、思考法、ソフト」の目に見えないものも道具の一つ
という考え方もあるようですが、やっぱり私は「道具」といえば
物質的な存在を呼称して欲しいと思います。
 
 
1026_2一番の仕事道具はやっぱりコンピュータになってしまいますが、重要なのはソフトなので、物質的なのかなんなのか…
  
  
  
  
  
さて、突然の告白ですが私は「道具」に萌えます。
    
撮影機材が好きなのは道具が好きだからです。
誰かが何かを伝えるために映像という手段があって、
撮影機材という道具を使ってそれを作る。
目的のために必要な工具を使って必要なアイテムを組んでいく。
組み立てる工具にも萌えるので二度楽しめる。
     
その道具を使う、あるいは使っている人を見るということが
とてもたまらなくて、楽しくてこの仕事を続けているのかもしれません。
きっと他の職業になったとしても物質的な道具を使うような仕事を選ぶでしょう。
料理が好きなのも、道具を操るからです。
  
 
1026_1私の料理道具。左は今まで使っていた陳建一ブランドの中華鍋。
右は先日買った山田工業所の「鉄 打ち出し中華鍋30cm」とお玉。

 
 
1026_4ライブのカメラが仕事の時。バラバラの状態で持っていき現場でこのように組み立てる。
 
 
1026_5カメラリグを組むための工具。基本はミリとインチの六角レンチに
1/4や3/8インチのネジを締めるコイン型ドライバー、マジックアームなどをリグに締めこむモンキーレンチ。

 
  
 

  
 
そんな道具視点での撮影現場はまた別の興味深さがあります。

撮影部は露出計、各種の工具やブロワー、メジャーやペンライトなど
照明部も露出計やカラーメーター、グローブにテープ類、ピンチやカッターやペン類
美術部はインパクトドライバーやペンチなどの工具類
制作部もテープ類に始まりペンやカッター、はさみ類以外にブロワーやドライバーなどの工具まで。
  
  
これ以外にも皆自分なりのセットを腰に巻いていつでも取り出せるようにしています。
それぞれの分野できっちり仕事をするために道具を
使いこなしているスタッフを見るのは気持ちいいものです。
  
  
  
という訳で、いろんな人のいろんな「仕事道具」をシリーズにして今後も続けたいと思います。