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わたしの描きかた

山科有於良 2019.8.30

Behind The Scenes, Information

この間散歩してたら、いいかんじの鷺がいました。

善福寺川・神田川周辺でよく見かけるんですが

こんな大きい鳥よく都会で生きていけるよな…。大きくてかわいい…。

山科です。

 

弊社制作の『ノージー のひらめき工房』に

『わたしの描きかた』というコーナーがあります。

漫画家や画家のアトリエに伺い、

2分くらいの短い時間で絵の描きかたを紹介するという内容で

入社以来ずっとブッキングと制作で携わり、今はディレクションをしています。

制作側の立場で言うのも何ですが、とっても良いコーナーです。

番組HP

https://www.nhk.or.jp/kids/program/nozy.html

 

俯瞰固定の非常にシンプルな映像で、

その作家が今の絵にたどり着いた歴史まで

どこかににじみ出るものになったらいいなと思いながら作っています。

漫画も絵も好きで、描いたり見たりよくするのですが

ブツとしては紙にインクといくらかの画材がのっているだけということを

時々急に思い出してゾッとします。

 

1mmに満たないむちゃむちゃ薄い世界のなかに、

生命が生きて時に死んで、時間が生まれて現在と過去がある。

しかもそれが本当はどこにも存在しなくて、

ここにないものをたった1人の手が作り上げてしまうのだから

描くというのはほとんど神の業です。

 

過去回も今年度これから放送になる回も

そんな巨大感情がつい生まれてしまうほどに、

すばらしい作家さんに出て頂いています。

 

そんな「わたしの描きかた」ですが

明日2019831日(土)放送でも新作が放送されます!

今回ご出演頂いたのは、挿絵画家の佐竹美保さん。

『魔法使いハウルと火の悪魔』や『魔女の宅急便』などの

児童文学の表紙・挿絵を手がけられた日本を代表する挿絵画家のお一人です。

 

私自身も小学生のころ、図書室に通っては佐竹さんが表紙を描いた本を探して回りました。

どうすればこんな風に服が風になびくのか、空や海のブルーがどうしてこんな色なのか、

放課後の図書室で同級生と色鉛筆片手に

随分マネして描いたもので、今回撮影させて頂けて光栄でした。

大人になるとこんなあり得んいいことがあるんだよ!と

子どもの頃の自分を抱きしめてあげたい気持ちです。

巨大感情です。

 

小さい頃に触れたものはその人の感性に根強く残ると思ってるのですが、

思えば鷺も生身で見るより先に絵本の挿絵で見たんですよね。

羽毛の白さとか、羽が水を弾いて飛び上がっていくかんじとか、

タイトルも忘れましたがその時目にした絵の描きかたを通して

とりわけ愛しく見えているかもしれません。

 

放送時間はあさ7:30からです。

だいぶ早起きが必要になりますが

子どもも大人もぜひご覧ください~☀️