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おすすめしたいマンガ

山科有於良 2018.9.25

My Favorite Things

こんにちは山科です。

突然ですが好きなマンガを紹介してみたいと思います。

マンガ、すぐ読めるしなにより好きなので読む量が増えがちなのですが、

人に勧めてもらってばかりで全然自分から発信できてないなという反省から

この場をお借りしておすすめしてみようかと…

長くなりますがどうぞ。

 

○田島列島『子供はわかってあげない』(モーニング)

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高校2年のサクタさん(水泳部)がもじくん(書道部)とともに

失踪したお父さんを探しにいく、一夏のモラトリアム冒険譚です。

実はそのお父さんがある新興宗教に関係しているなど

社会派ドキュメンタリーの趣もあります。

深刻そうなあらすじとはうらはらに、明るくてお気楽なノリが読む人を選びません。

作者の田島列島さん曰く「お父さん探し」と「新興宗教」を「恋愛」を軸に展開させる三段噺を意識したそう。

構成もしっかりしているカラッとした良作です。

しかも上下2巻。手軽に全巻揃えられますね!

 

○近藤聡乃『A子さんの恋人』(ビームコミックス)

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29歳の漫画家「A子」さんを取り巻く、ぐーたらで半人前な日常&恋愛模様を綴っています。

A子さんには日米に「A太郎」「Aくん」という彼氏がいて

どちらか好きか答えを出せない日々を送っています。

漫画家A子さんの創作上の苦悩や

「K子ちゃん」「U子ちゃん」といったA子さんの女友達とのゆるいけどたしかな友情関係も絡み

読者によって楽しみ方の変わる作品です。

恋愛系か~ちょっとな~という方もぜひ。

ドラマにおいて人間関係を凝縮させると少なからず恋愛が発生するので

だいたいの漫画は便宜上恋愛漫画になります。A子さんの恋人もそんなかんじです。

阿佐ヶ谷と谷中が主な舞台となっていて、実在のお店が登場するなど

ことりっぷ的な楽しさも見所です。

 

そして近藤聡乃さんの描く線がとにかく綺麗!

アニメーション作品も手がけている方で、

絵で映像を作る、量をこなす人独特の線がたまりません。

現在5巻まで刊行中で、6巻で完結の予定です。

たった6巻。値段的にも映画館2回分、全巻気軽に揃えられますね。

 

○ 太田垣康男『MOONLIGHT MILE』(ビックコミックス)

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テーマは「宇宙開発」。スケールの大きいハードボイルドSFです。

宇宙ものといえば幸村誠さんの『プラテネス』も素晴らしい作品ですが

『プラテネス』よりももっと人間くさくてもっと男むさい。

第1話はW主人公の日本の会社員・五郎とアメリカ人・ロストマンがエベレストに登頂するところから始まります。

地球上で一番高いところまで来てしまったので、今度はさらに上、宇宙を目指すかと決意する男たち。

そんなぶち上がるハイスケールなシチュエーションで始まっておきながら、

最後まで失速することなく話は広がり続け、

タイトルの通り、24万7000マイルを越えて月まで辿りつきます。

現在連載休止中で、既刊23巻。

ちょっと長めかな?というかんじもしますが

分厚い新装版ならたったの5巻です。

全巻気軽に揃えられますね!

 

ちなみに前掲の2作に比べるとかなりゴリゴリしたいわゆる「絵が怖い」漫画です。

読む前は絵が苦手かもなーと思っていましたが

そういう漫画ほど、10ページくらい読み進めると

その絵だからこそ良いに変わりがちです。

今読んでる『刃牙』ももう今バキ美少年にしか見えなくなりました。

 

漫画はほかのメディアに比べて、ひと作品インプットする時間が情報量に対して非常に短いです。

あんまりこれ好きじゃないかもな~というものも

さくっと試せてうっかりのめり込み、自分の価値観をアップデートできるのも魅力の一つです。

 

またなにかおすすめしたいものがあったら書いてみたいと思います。

ところで社内の皆さまへ、

私の机の上の棚の幽遊白書は皆に読んで欲しくて買ったので

好きに読んでください。